再び! 驚きの授業
   
      〜5月8日 菊水山山道での実習授業にて〜


↑5月8日、卵を発見したときの写真

 毎日の観察がうまくいき、ヒナが巣立って研究がひと段落したあと、巣材を回収して調べるということになりました。

 木には2人の生徒が登り、1人は巣箱で作業。もう1人は作業のための道具を渡すというように役割を分担して作業をしました。

 1人の生徒が巣材を回収するためのバットを上にいる生徒に渡そうとした時、巣箱のところで作業をしていた生徒が言った言葉。

    「卵が1個、あります!」 

 木の下に集まっていた私たちは驚きました。下にいた生徒は巣箱の様子がわからなかったので「ほんまに卵あるん?」と言って疑って
いました。でも、巣箱の中をとった写真を見て「すごーい!」と声をあげました。そして、先生を呼びに行き、巣材の取り出しはもち
ろん中止。卵を発見した生徒はスマホで樹上写真撮影を行なって、静かに巣箱のふたをして木を降りました。


 その日から、また新しく昼休みの当番観察が始まりました。

 次の5月9日の当番の生徒は、卵が2個に増えている画像を撮影して帰ってきました。

 
↑5月9日の巣箱内の写真


 今度も、無事親鳥は扉を開けた巣箱に戻ってきたようで、みんなが安心しました。











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