3 巣箱を作ろう(鳥の観察を夢みて木工作業だ!)
・1年生のうちに理系生物のメンバーは確定する。長い時間をかけて、グループで取り組める地域の自然観察の取り組みを始めることにした。
・耐震補強工事で、1年間西高で過ごし、そのあと本学の中里町に戻るので、巣箱の研究なら、設置場所の比較もできる。
・巣箱は、ヤマガラやシジュウカラの仲間をねらって、巣穴直径35mmの小型で縦長の巣箱を、木材のビス止めで制作した。
・巣箱の中が観察できるように、市販の防犯カメラを内部に入れることにした。
・校舎の近くに設置すれば、教室内から巣箱内部の映像を見て、ヒナの成長が観察できると考えた。
・このタイプの巣箱二つをを、放課後に数名の生徒で楽しく制作した。
結果と考察 (2011年秋〜2012年春) → 巣箱改良の必要性に気づく
・西高は、明るく静かな緑の多い住宅地に立地している。学校の隣に公園があり緑が多い場所であるが、巣箱に鳥類は入ってこなかった。
・巣箱による鳥類の研究において、ある程度の巣箱の数を確保することが重要だと判断。カメラが高価なため、カメラ内蔵の巣箱はそうたくさん作れなかったのだ。
・また、本学の鈴高に戻ったら、菊水山への山道が本校敷地内から続いているので、その立地条件を活かして、山林にも巣箱を設置したいと考えるようになった。