2 理系生物選択者の3年間かけたチーム研究

・1年次 巣箱作り (カメラを入れた巣箱を制作 鳥は入らなかった)

初めての巣箱制作で手探り状態でしたが、皆で協力して工夫を凝らし、巣箱と呼ぶにふさわしい物が仕上がりました。
その証拠に2年後には鳥がしっかり巣と認識して入ってくれました。
具体的には巣箱に防犯用のカメラを設置し、内部の様子を鮮明に記録できるようにしました。

・2年次 巣箱の改良 (カメラを後で簡単に取り付けられるタイプに改良・これによって量産可能に)

巣箱の改良と共に、実際に巣箱を数多く設置しました。校内と緑豊かな学校の敷地にある菊水山の背の高い木に
登って、巣箱を設置しました。


・3年次 巣箱の毎日観察

3年次になって、巣箱にヤマガラという鳥が入りました。これを機に、巣箱を毎日観察する日々が始まりました。
より詳しく生態を調べるため、また私達全員がこの自然環境を身近に感じるために、毎日のようにグループで巣箱の点検を兼ねて巣箱を見に行きました。平日だけでなく、休日や長期休暇中も意欲的な生徒が観察を行いました。
初めは受動的な態度だった生徒も、次第に積極的に取り組むようになっていきました。
大変な作業でしたが、最後までやり遂げた達成感は並々ならぬものでした。



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